岐阜県岐阜市粟野東5-14
岐北病院より車で5分

2018年8月14日

脊柱管狭窄症 前編

カテゴリ:

脊柱管狭窄症

岐阜市で唯一の腰痛専門院 岐山整体院 院長の林です。

 

50代から急増する脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症とは、脊柱管(背骨の中の空洞)が狭くなり、神経が強く圧迫され、足腰の痛みやしびれとなって現れる病気で、50代から増えはじめ、高齢になるほど多くなります。
脊柱管の内部は、加齢とともに狭くなる宿命にあるので、年を取るほど症状が現れやすくなります。

黄色の縦に伸びるのが神経で右側が神経を圧迫しているのが分かるでしょうか?
最近近は70歳以上の2人に1人が脊柱管狭窄症になる可能性があり、50歳以上の腰痛の最大原因と考えられています。
厳密には特定の病気を指す病名ではなく、脊柱管を通る神経が圧迫されて起こる病態の総称です。

脊柱管狭窄症って腰だけじゃなかった!?

私たちの脊椎は、首の部分の頸椎、胸の部分の胸椎、腰の部分の腰椎に分かれており、脊柱管の狭窄はそれら3つの部分すべてで起こります。
首に狭窄が起こった場合は「頸部脊柱管狭窄症」(頸椎症性脊髄症や頸椎症性神経根症ともいう)、胸の場合は「胸部脊柱管狭窄症」(胸髄症ともいう)、腰の場合は「腰部脊柱管狭窄症」といいます。
単に、脊柱管狭窄症といえば、腰部脊柱管狭窄症を指すことが多いので、今回は腰の脊柱管狭窄症について、主に解説しています。

脊柱管狭窄症は、神経が圧迫される部位によって、①神経根型、②馬尾型、③混合型の3タイプに分かれます。
最も多い神経根型は保存療法(手術以外の治療法)でも治りがよく、馬尾型や混合型では手術を選ぶ人が多いことがわかりました。
馬尾型や混合型に特有の異常感覚(足裏のジリジリ感や肛門のしびれなど)や排尿・排便障害は、保存療法だけでは改善が難しいためと考えられます。
ひと言で脊柱管狭窄症といっても、タイプごとに、患者さんの傾向や現われる症状、発症後の経過がずいぶん違うという事です。

神経根とは脊髄の末端にある馬尾から左右に枝分かれした神経の根もとのことで、主に足の感覚や運動をつかさどっています。
この神経根が脊柱管の狭窄によって圧迫された病型(タイプ)を、神経根型といいます。

 

神経根は背骨の左側と右側にひとつずつありますが、その両方が一度に圧迫されることは稀です。
通常、左右どちらかの神経根が障害を受け、症状も左足か右足のどちらか一方だけに現れます。
これを専門的には「片側性」といいます。

「神経根型」の特徴

神経根型で特徴的な症状は、長時間立ちつづけたり歩いたりしたときに、神経根が圧迫された側の腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、すね、足裏にかけて坐骨神経痛(強い痛みとしびれ)が現れることです。
さらに、間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)が起こって、歩ける距離が短くなってきます。

 

 

 

「馬尾型」の特徴

馬尾型とは、脊髄の末端にある馬尾という神経の束が圧迫されて発症するタイプのことを指します。
神経根型は、左右どちらか一方の足に症状が現われる片側性であるのに対し、馬尾型は両足に症状が現れる両側性です。
馬尾が圧迫されると、両足のしびれや痛み、さまざまな異常感覚、間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)が頻繁に生じます。

 

馬尾型の場合、痛みはさほど強くないのですが、深刻なのは、お尻まわりの症状が多発することでしょう。
下半身に異様な違和感が次々と場所を変えて現れるのです。
例えば、左右両側のお尻や、お尻から足にかけて、広範囲にしびれやマヒが現れます。
そのほか、お尻まわりの冷感や灼熱感、足の裏のジリジリ感、脱力などが生じてくるのです。

最もやっかいな「混合型」の特徴

腰部脊柱管狭窄症で最もやっかいなタイプが、神経根型と馬尾型が合併した「混合型」です。

 

 

症状としては、腰から足にかけての坐骨神経痛(痛み・しびれ)や間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)に加えて、お尻から足裏にかけて痛みやしびれとともに異常感覚が現われます。
具体的には、冷感・灼熱感・足底がジリジリする・足底の皮膚が厚くなった気がするなどです。
このような異常感覚は、専門的には「センソリー・マーチの症状」と呼ばれています。
さらに重症化すると、排尿・排便障害まで現れてきます。
具体的な排尿・排便障害の症状は、尿が最後まで出きらない、尿意が頻繁になる、尿意がはっきりしない、排便後にお尻をふいたのにその感覚がないなどです。
また、歩行時に尿や便がもれ出てくることもあり、そのほか、股間のほてりなども起こってきます。
重症化しやすく、手術を選択する人も少なくありません。

 

脊柱管狭窄症の特徴的な症状「間欠性跛行」とは?

歩行中に腰から足にかけてしびれや鋭い痛み、締めつけられるような痛みが生じて一時的にそれ以上歩けなくなる歩行障害のことです。
少し休めば再び歩けるものの、しばらく歩くとまたしびれや痛みが生じて、こま切れにしか歩けなくなります。
間欠性跛行には、脊柱管狭窄症による神経性のものと、閉塞性動脈硬化症による血管性のものがあります。
腰部脊柱管狭窄症(以下、脊柱管狭窄症)と、腰痛を招くほかの病気との最大の違いは、この「間欠性跛行」があるかないかです。
腰痛や坐骨神経痛とともに間欠性跛行が現れたら、まっ先に脊柱管狭窄症を疑うべきでしょう。

 

続きは後編でお伝えします。

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